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知多・三河の物流拠点衣浦港で、
地域の産業と暮らしを支える。
これこそが、私たち半田港運の
意義ある役割。
1942年、戦時下の混沌の中で誕生した半田港運。以来80年以上、衣浦港における港湾運送のパイオニアとして、地域の産業と暮らしを支え続けてきました。私たちの使命は、お客様の期待に応える安定したサービスの提供。そして今、主力事業である石炭やバイオマス燃料の輸送を通じて、地域のエネルギー供給を支えています。
注目すべきは、国内最大の石炭火力発電所である碧南火力発電所との深い関わり。同発電所は愛知県の半分の電力供給を担っており、当社はそこで使用される石炭の揚荷役を担当しています。その取扱量はなんと年間約1,000万トン。この巨大な物流を支える営みが、地域の産業と暮らしを支える重要な役割を果たし、持続可能な社会の実現を力強く支えています。
生活に欠かせない発電燃料や、産業の基盤となる原材料。これらの物資は、港と私たちの港湾業務を通して確実に運ばれ、皆様の暮らしと産業を支えています。
衣浦港が重要港湾に指定されて以来、半田港運は着実に成長を遂げてきました。同港の港湾運送事業者として第1号の免許を誇りに、長年にわたり地域の発展に寄与してきたのです。
船舶代理店業務、通関業務、倉庫業務、海上輸送業務など、私たちの事業は多岐にわたります。32棟の自社倉庫を擁し、地域の多様な物流要求に対応。また衣浦港の特性を活かし、大量バラ貨物の取り扱いにも特化。この専門性が私たちの強みとなっています。
また、関連会社も含め200名を超える従業員へ、港湾関連の多様な雇用機会を提供。地域の暮らしと産業を支えるという使命に共感する地元出身者が多いことは、私たちの誇りです。
さらに、衣浦港振興会の一員として、港の利用促進や整備・開発支援にも積極的に関与。この港町の未来を見つめ、共に歩み続けています。
時代の変化に柔軟に対応しながら、常に新たな挑戦を続けること。これが半田港運の変わらぬ指針です。人材育成面では、多能工化を推進中。重機の資格取得や作業に必要な技能講習は会社負担で支援し、誰もが多様な業務をこなせる体制づくりを目指しています。これにより、人材不足に対応しつつ、お客様の要望に柔軟に応えられる組織を構築してきました。
事業面では、環境に配慮した新たな発電燃料の輸送需要に果敢に挑戦。2016年には、木質ペレット輸送に特化したプッシャーバージ型の自社船舶3隻を導入。これに合わせて大型倉庫の新設やシップローダーなどの専用重機も整備し、バイオマス燃料の一貫物流体制を確立しました。
中部地方の「ものづくり産業」を支える衣浦港で培ってきた信頼と実績を基盤に、挑戦を重ねてきた半田港運。これからも地域になくてはならない総合物流企業として、次の100年に向けて力強く歩みを進めていきます。